パリっ子はブリオッシュがお好き?
なんだかパリで出逢うことの多かった「ブリオッシュ」。
そもそもブリオッシュとは…
「最もリッチなパン、ブリオッシュ」
ブリオッシュは、バター、卵、砂糖がまざった、最もリッチな生地で作るパンの部類に属します。 本来は菓子の一種だったようで、フランスにまだ王がいた頃に、飢えで苦しんでいる民衆を見て、さる高貴な女性が「パンがないならお菓子を食べたらいいのに」と言ったと言うそのお菓子とは、ブリオッシュをさしていたそうです。もっとも、最近の研究によるとその高貴な女性とは、どうやら巷に流布されているマリーアントワネットではないらしいのですが。
「世界のパン(JOHAN)」より
バターや卵をたっぷり使ったリッチなパン、それがブリオッシュ。
いかにもフランス人が好きそう…!
ホームメイドが嬉しい、素朴でアットホームなカフェ「Marcelle」
パリで初めてブリオッシュに出逢ったのは、レ・レアール界隈にオープンしたばかりの「Marcelle(マルセル)」。
私たちがオーダーしたのはブリオッシュシナモン。
イメージしていたものとは少し違って、まるでシナモンロールのよう。手作り感のある優しい味がしました。
リヨン名物プラリーヌをイメージ「Le Boulanger des Invalides」
続いては、ピンクの内装が特徴的な「Le Boulanger des Invalides」。
実は、フランス リヨンでは赤いプラリーヌ(プラリネとは違うみたい)が名物だとか。内装はそんな赤いプラリーヌをイメージして作られたそうです。
こちらがお店一番のおすすめ、ブリオッシュ・プラリネ。
パン以外にも、美味しそうなケーキがたくさん…♡
シックな店内には、色々な種類のブリオッシュが並びます。
なんだかフォークとナイフで食べたくなるような高級感。(お値段もそれなり)
購入したブリオッシュはテイクアウトしてホテルで食べるつもりだったのですが、タイミングを逃し日本に連れて帰ることに。ジップロックで密閉して大切に持って帰ってきました。
翌日、電子レンジで少し温めてから食べてみると…まだおいしい!外はパリっと、中はしっとり。見た目よりもボリュームがありますが、ペロリと食べてしまいました。ブリオッシュのイメージが変わったかも…!
こだわりのコーヒーが自慢のカフェ「Strada Café」
ブリオッシュをトーストしてもおいしいんだ!ということを教えてくれたのが「Strada Café」。
カフェラテ、フレッシュジュース、グラノーラ、ブリオッシュがセットになったモーニングセットを注文。体が喜ぶメニューに、美味しいカフェラテで幸せな朝に。
そしてこのトーストされたパンがブリオッシュ。
バターとジャムをつけていただきましたが…これがまたおいしい!
さくさくと軽い食感なので、食欲のない朝にぴったりかも。
どうやらブリオッシュは、数年前からパリで評判になり始め、今やパリっ子にとってはバゲットと同じくらい身近なもののようです。
と思ったら、フランスで300店舗を展開する人気のチェーン店「ブリオッシュドーレ」が日本に上陸してるとか。今度行ってみよう…♡
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